Archive for 06, 2010

世に出るは美人論が先か。

06 28th, 2010

bathroom of tile 悲しい気持ちになって来たのは、少し真面目に仕事をし過ぎたからである。懸命にやれど、生活のためと割り切れど、つまらないものはやはりつまらない。抱いた理想や希望を“現実”という不確かな名目にかまけ、家や宿に戻ってから疲労困憊気味にテレビを観て過ごすは、もはや死に値している。何もしないことが真剣に自己と向き合っていない確たる証であり、踏み出せない無気力こそが自己に与えし最大の無力。無力に無気力で生きると書けば、それが相当にずさんで悲惨なのだと改めて痛感する。何のために私は此処にいるのだろうか――
 目の前にある事実にただ意気消沈のままで各駅列車を待つ。また無気力になりかけ自らの無力さに涙が滲んで来た時、目を眩ますほどの特級美人がホームに走り込んで来た。意識すれば、蕎麦を啜った食堂のあの娘も、忙しくも笑顔を振りまいていた温泉旅館のあの娘も、相当な美人であったことを私は思い出していた。SO、ここは“山形”である。
 
 短い日照時間が功を奏し、色白の美人を生むと科学的に立証されたという秋田美人。しかし本当に日照の問題だとすれば、続く山形もそして新潟も同じく、科学は美人だと立証出来るのだろうか。科学に於いても不確かなことは否めない。日が差さないから色白というは極論である。それではまるで馬鹿ではあるまいか。おばこって何だ―― イイ女を研究し続けて来た私はこの科学的根拠に待ったをかける、大きな成果をこの山形遠征の業務でついに見出した。美人は循環する。確かなルーツがあり、美人を循環させている遺伝子があったのだ。それは山形県に多いとされる苗字、“荘司”という名である。
 この名に導かれし女性たちの端正さ、そして色白さは勿論、日照時間によるものではない。私の知る女性にもこの名を持つ者がいるが、あまりに綺麗なものでかつての私は住宅地図で実家を探したこともあった(×)これは荘司の遺伝子による、美人を育む優性なルーツ。出会う荘司の名刺、すれ違う荘司の名札で、私の美人論はここ山形で完成を見た。
 
 何のために私は此処にいるのだろうか。そうだ、私は美人を探しに来たのだ―― 美人に与えられし源に奮起し、私は起つ。今、山形が熱い。だから若者よ、無気力になるな。無難な女で手を打とうと諦めるな。微妙なCカップには即刻サヨナラを告げよ!会社の別フロアには山形をルーツに持つ、荘司さんが存在するかもしれない。隣の学校にはまだ見ぬワールドカップ級のGカップが埋もれているかもしれない!若者よ、今一度希望を抱き目を見開け!逃げずに感じろ!
 
bad omiyage 少し真面目に仕事をし過ぎて行き倒れそうになったホーム。そこに現れた美人に私は今一度感謝したい。奮起した私の“荘司さん美人論”が世に出るのが先か、退職届けが先か、それは定かではないが――
 
 (笑)
 
 画像は思い出とお土産の図。最近のお気に入りは、ごく銭湯的な“タイル風呂”。カビの侵食が激しいそのタイルだが、流れる水は腐らないのごとし。リアルな源泉の掛け流しでは、カビも発生する暇がないのではないかという自論(笑)まぁ、綺麗に磨かれたタイルというのは一入に気持ちが良い。
 
 土産にした“どぶろく”。しかし、思わず生産者に電話で抗議したくなるほどに罰。むしろ罪。未完成も未完成の理由は発酵途中の大量ガス… 丁寧にガスを抜くこと2時間も掛かった挙句、もろみがバリバリで甘酒以下の風味(×)美人が多い山形だが、とにかく酒が美味くないのが難点。嗚呼、ジーザス。

違法の酒を巡る。

06 7th, 2010

That's a fishy story 手鏡で今一度、作った笑顔を確認する。そのままの顔で再度インターフォンを鳴らすと、うんざりとした面持ちで主はついに怒りを露にした。
 「だから、造ってねぇって言ってんでしょうぅ」 しかし私の追及は怒声にも臆することなく続く。澄んだ米の淡い香りが鼻腔を突く限り、おいそれと引き返すには行かないのである。
 「アンタ、造ってんだろう」 見せない主と見たがる私。仕込みに使っているのだろう納屋で見せろ!見せない!の攻防がしばし続いたが、頑な主はついに口を割らなかった。拭いきれない疑惑。隠された、どぶろく――
 
 最近、どんな酒を呑んでいるのか。常用としている酒は何なのか。よく訪ねられる酒の話。喜んで応じたいのだが、銘柄などという類ではない代物が故に、私自身も何と答えて良いものなのか答えに窮している。それは個人により造られた酒、所謂“どぶろく”であるがため当然、銘柄などないからだ。最近は屋号〇〇の酒がバランス良かったね、あのジジィは恐らく天然酵母で造っているよ、などと答えて果たして良いものなのかと――
 
 県内の酒造蔵をほぼ呑み尽くした先に待っていたのは、噂を頼りに個人宅へ押しかけるといった暴挙であった。石数の少ない小さな蔵のどんなレアな酒よりも入手困難であるこの酒。また、殆どは違法が故に中々手に入らないというのも私を駆り立てる原動なのかもしれない。
 
 私の酒ライフはこの先、何処に向かい、何を求めるのか。それにも大きな疑惑を感じてならないが――
 
 ※画像は物証を掲示して誘導尋問の図。やっぱりアンタ、造ってんだろう!
 
 (笑)

本末転倒の末期。

06 2nd, 2010

for grizzly 大相撲三月場所の話をする前に、五月場所も横綱の全勝優勝で終了―― BS2の大相撲放送を毎日フル録画して夜な夜なの研究に余念がない私であったが、力が入るのにも訳があった。立ち合いから激しく当たり、即座に自分の型を作るその勢いと速さ。時には相手の動作を完全に読み切った軽やかな変化。押して引いて、いなして組んで。一見にして単純にも思われそうだが実に奥の深い攻防を見せる相撲。これはどの格闘技よりも参考になることだろう。VS 熊の場合――
 
 国土地理院の地図に記された、行く手を阻む深い広葉樹と針葉樹の間に存在する見慣れぬ記号「荒地」。現地に降り立ち遥か遠いゴールを遠目で見ても、立ちはだかるは想像を絶する藪・森・藪。その記号が示した真意はとにかく「厄介」だということだ。しかしそこは臆する所ではなかった。想像を絶する藪だが、それは陸路を示すということ。藪もまた、やぶさかでない。親から授かった二本の足さえあれば、必ずや到達出来ることを意味しているからだ。それよりもなによりも立ちはだかった新たなる脅威は、野生―― それであった。
 
 出没の度合いがメルセデスとすれ違うよりも遥かに多いとされる地域。未踏の山は当然、野生がそのままの姿で保たれていることだろう。目的を釣りとすれば水辺を指し、その水辺は野生の中のオアシスを示す。熊は子供を連れて水を飲みに来ていることだろう。全てを理解していながらも、大自然が私を奮い立たせる。そこには人間の侵入を拒む大きな「理由」が存在しているのではなかろうかと――
 
 番人のごとく配置された熊という新たなる脅威を前に奮起し、熊対策グッズの購入に多額を投資している。
 つ、釣具よりも――
 
 (笑)