HM STING 05 18th, 2011
まさかの大型連休をエンジョイすれば、しわ寄せは当然の様に月末に向けて襲いかかるから困りもの。いや、よくよく考えてみれば日中の仕事自体が困りもの—— 嗚呼、遊んで暮らしたい。
「今の若者は足りないよ、アメリカが。アメリカを取り戻せ!」少々、酔いの回った実兄はおぼつかない呂律ではあったが、現行の流行を一蹴した。なるほどとこちらも酔いに任せて話に頷くと、不覚にも車高が下がっており、またも悩ましい姿で私の頭を抱えさせている。そもそもなんだ、アメリカが足りないって(笑)
イイ歳をして—— だが、これがまた楽しいと気付かされることが多い。ということは、本当にイイ歳になってきたことを自覚させる。取り戻せ!と思うことは、失ったからこその感情なのだと、今しみじみ思う。
野生を取り戻せ!とエレクトロポップなサウンドが中耳にステレオで響き渡る。映画「カクテル」の主題歌、スターシップの♪Wild Againだ。何が余計で何が足りないか—— 実はよく分かっている。
が、やっぱりチョッピリ恥ずかしい(笑)
HM STING 03 9th, 2011
新聞を広げ、今一度考察する私に向かい、それでも同情の余地はあったのではないかと母親が問い質した。四年四ヶ月という実刑判決は少々厳しすぎるが、やはり打倒だと思う。その巧妙な手口はやはり悪質であり、酌量の範囲にないとインタビューに答えた裁判員の通りだと思う。それでも母親はしつこく食い下がった。「だって、もう長くは生きられないんだろう?それじゃあ、なんだか可哀相な気もするねぇ」裁判所が下した判決は、四年四ヶ月。私は広げた新聞を畳み、改めて「余命四ヶ月」ではないことを母親に告げた。裁判所は病院では御座いません—— もっと社会的な話を親子でしたいと切に願うばかりである(笑)
まぁ結局、売ってるのは当店(ウチ)だけなんで—— 客に対して相当余裕である態度の店員がどうにも気に入らないし、何だか中途半端にダサい店内もこうにも気に入らない。メーカーの意向により対面販売が基本とされ、責任のあるアフターケアを心がけるのは非常に良いことだ。ネット販売などで模倣品の販売や価格破壊などを抑制するためにも良いことだろう。しかし、地域によっては他に扱う専門店がないための「独占販売」が横行することもあるのだ。ディスカウントは勿論、質問にも詳しく答えずリクエストにも応じない、そんなずさんな客商売を成立させることにも成りかねないのである。この自転車屋は正しくこの典型である。
釣りにキャンプにあわよくば通勤にと、自転車を求めてから既に数年が経っていた。今年こそは!と意気込みその自転車屋へ行くも、例年の如く憤慨しただけに終わった。今度こそ、私は決めたのである。他県で買うぞ、この野郎!荒げた声を鼻で笑う返答。修理やメンテナンスは?余裕の顔に唾がかかるようにと上向きで、私はもう一度声を荒げた。全部自分でするぞ、この野郎!—— 言い切った手前、ここで引いたら男が廃る。さぁ、専門書とにらめっこの日々が待っている(×)でもホント、気に入らない店で買うくらいなら、ですよねぇ(笑)
乗り継いできた全ての車を見事なまでに「ポンコツ化」させてきた、Mr.ズボラことニーサン氏。今度もまたポンコツに仕上げたままで画像の車を手放すそうです。随分とボロいですがキャブなので、良いレストアベースだと思います。魂の入っている方がいらっしゃいましたら是非、復活させて南風の中を突っ走って下さい。古い車や古い物を愛用している方には当然ですが、日々のメンテナンスの重要性を改めて思わせます。ノーメンテナンスではその内に竿も折れるし、リールも割れる。その時、針に掛かった魚は——?と思うと、やはりいい加減なことは出来ませんね。ホント頼むよ、ニーサン氏(×)
(笑)
HM STING 11 2nd, 2010
話題沸騰の登山家、いやもはや情熱家と呼ぶべきだろうか。“服部文祥”はマズイだろう、TBS情熱大陸―― 相当なるショッキングを翌朝まで考えさせられたであろう放送は、番組の存亡をかけた大博打だったのか。圧巻の結末に画面の前で凍りつきながらも、思わず笑い転げてしまった人は多いと思う(笑)
過激を極めたそのスタイルではあったが、何処かシュールで無駄に野生。散弾銃を担いだらそれは登山ではなくハンティングでしょうと、恐らくは誰しもが抱いたそんな疑念。しかしそれでも続くハンティングはいよいよ母鹿を仕留め、「焼肉じゃぁぁぁぁぁ」と狂った雄叫びを尾根に響かせた。この放送は相当マズイだろう・・・ 懸念されるまま、小鹿と思われる切ない鳴き声が暗闇に飲まれて行った。焼肉じゃぁぁぁって、マズイでしょ(笑)
過激を極めれば、それはもう常人には理解し難いもの。やり過ぎだと非難され、変人だと疎外されることもあるだろう。しかし、だ。だからと言って恐れていては、弱虫なだけである。躊躇うことなく信じたまま突き進む、そんな勇気が少しだけ足りなかったのかもしれない―― 隠し持っていた古いホイールを眺めては溜め息をつく、そんな日々に私はいよいよ終止符を打つ覚悟を決めた。
ぇ、コレ?履くの!?
それにしても、魚止めで氏が釣り上げていた岩魚は相当デカかったっスね・・・
(笑)
HM STING 10 28th, 2010
それは無しだ。手を出すな―― 相談されて私は確かに伝えた。しかし、だ。厳重に注意を促したはずの車両がどうして目の前に・・・ 釣具などにしても、何度も同じようなことがあった。我慢が出来ないのか、それとも言うことを聞けない(聞かない)のか。結局、短期間使用での売却はいつも二束三文で―― 何度も同じことを繰り返すのなら、もう相談しないで頂きたいよ、ホントに。不肖過ぎる弟子・吉枝が「難解の4WD」を、しかも中途半端な格好のままで乗り付けた。
人の話を聞かない者は愚かである。生きた経験や身を以っての体験がどんなに貴重であるか、再度考え直すべきである。単純に、10の話を10聞いてから自分なりの考えを足して行けば11、12と大きなプラスに。そのことに何故気が付かないのか。自己のインスピレーションが何よりも大きいとでも勘違いしているのだろうか。大間違いである。いつでも聞き耳を立て、一語一句を逃さないように集中するそんな人間には、そつが無い。
「もっと、ケチョンケチョンに言われるかと思いました」 まるで話を聞かない弟子が安堵の笑みを浮かべる。その顔に少し苛立ち、ケチョンケチョンに言ってやろうか!蝋人形にしてやろうか!と凄んでみても、何の解決にもならない。残念でも、それでも愛すべき(多分)大バカ野郎(間違いなく)である。そして車両に罪はないのである。VZN110系後期型という限りなく前例に乏しい4WDの車両を前に、頭を抱える日々が始まった。まぁ、私が頭を抱えてもきっとまた例の如く、話を聞かないとは思うが(笑)
しかし4WDと言うならば、こんな車両で乗り付けて欲しかった。北米販売名【Tercel 4WD Wagon】こと【Carib Wagon】。SO、カリブだ。画像のコレは、それこそ弟子の家の近所でブン投げられている車両である。普段からあまり、道端で転がる車両には着目していないのだろう。何故気が付かなかったと残念に思いつつ、ヤレ具合120点のWagonに魅了される。
国内販売モデルでも何故か5マイルバンパー?が標準装備で、一際異彩を放つ。少し前まで現役で活躍する車両を多く目撃したが、最近はめっきり見かけなくなった。パーツも市場に出回らないであろう年式だから、アメリカ行って同じくブン投げられている車両からパーツをブン盗ってくる――?
いや、これはもう右ハンドルだから左ハンドルだからとかではない。USだとかJDMだとかでもなく、単純に素敵な車両だと私は思う。画像のアレはそのまま「中身のゴミまで引き取りたい!」と思った方が正解。
だと思います(笑)
HM STING 05 5th, 2010
「人間もアレでしょう。過度のストレスでほら、白髪になったりするでしょう。」
言葉の意味を何度も追いかけていた文十郎だったが、真意を理解するには至らなかった。車の反対側に移動して指差し説明してみるが、それでも首を傾げた文十郎に私はついに声を荒げた――
長い車検期間を終えてようやく戻って来たポンコツ、いや愛車。Blisterと称される、その洗練されたフォルムは相変わらずに健在で、見る者を深い世界に引きずり込む魅力に溢れている。立ち寄ったコンビニエンス・ストアでその様に再度見惚れていること5分足らず。整備工場へ逆戻りという顛末が私たちを襲った。
悪戯な強風で開いたドアを言い訳に文十郎と名乗る年配の男が頭を下げたが、予想以上に大きく付いた傷に私は修繕を要求せざるを得なかった。元来、小傷や凹み、色飛びの目立つポンコツが故に、小さな傷であれば誠意だけで十分だった。しかし、文十郎曰く「悪戯な強風」の悪戯はもはや物損の域にあった。
何だか逆に申し訳ない気もするのだけれども―― と、低調に修繕の話を切り出した私に文十郎は誠意を見せた。
「いや、大変申し訳ない。修繕費の方は当然持たせて頂きます。」 再度、傷を確認しながら文十郎は続けた。
「でもこれくらいだったら、保険ではなく個人的に支払いましょうかの。どのくらい、掛かりますかの」 私の顔を窺いながらではあったが、若干の安堵を浮かべた顔を文十郎は見せていた。
「そうですね、全塗装になると」
「全塗装?!」 私の発言に間を置くことなく文十郎は聞き直した。
「人間もアレでしょ。過度のストレスでほら、白髪になったりするでしょ。」
「・・・・」
「車も同じですよ。全塗装だから」 平然と言い放つ私を青褪めた顔で直視し首を傾げた文十郎に、ついに声を荒げた。
全塗装――
叱咤され、全塗装を要求された文十郎の顔にはもはや涙が滲んでいた。何処となく“足利事件の菅谷さん”を彷彿させた文十郎ではあったが、これは冤罪ではない。有罪だ。全塗装なのだよと、私は文十郎の肩に腕を回した。
(笑)