HM STING 03 2nd, 2012
無事、ミニ湯治旅から戻りました♪
霊泉と称されるぬる湯に瞑想しながら長湯するという湯治場を訪れていたのですが、思ったより仕事がハードで中々宿に戻れず、目標の総入浴時間に至らずの十時間ほどで終了。それでも真冬の冷泉下における湯治としては、健闘したほうなのかと振り返ります。いやぁ、中々これが寒かった(笑)
霊泉の話はまた詳しくするとして、宿で捲った新聞広告に啜っていた珈琲を思わず鼻から戻してしまったことを先に話さなければならないだろう。というか、大手ECサイトの経営者がまさかあのバンドの人間だったなんて、まるで知らなかったのは私だけなんですよね、きっと(×)拳のイラストにはバツが記されており、一緒にStraight Edgeの文字も打たれている。企業の東証一部上場を知らせるその広告はとても衝撃的でした。
Sex,Drugs and Rock’n rollに相対するStraight Edgeの思想。皮肉であることが最大の精神論であり、全ての欲求や欲望を自己処理するDIYのこと。確たる強い信念だからこそ、その力をビジネス・シーンへと方向転換した結果が成功へと。むしろそれは納得の結果であると、私は深く頷いていました。が、しかし、その代表の経歴に珈琲はもう一度体外へとはき出されました。
バンドはメジャーデビュー後にどうしたわけかミスター何某的なJポップ路線に転向。ヒットに恵まれる前に起業した会社に専念することを決断。後に大成功し、自宅のワインセラーには数千本が常備され、愛車はベンツにBMW。フェラーリは観賞用という。趣味はゴルフ。
強い信念、Straight Edge。なんともストレートな成金が妙な広告を打ってんぢゃねぇ!と、今度は真正面から珈琲を紙面にはき出してやりました。
(笑)
HM STING 02 15th, 2012
男性が女性にチョコを渡す、いわゆる「逆チョコ」ならぬ妙なやりとりが横行する昨今。時、バレンタインズ・デイにして旬のタコを切り分けて近親者に配る私は何だ、「逆タコ」か——
ようやく回復した天候だが、残念なことに週末ではなく平日の陽気。年度末ということもあり、いよいよ忙しくなってきた生業を放っておくわけにもいかず、釣竿を持ち出すわけにもいかず。それでもせめてタコに会いたいと昼休みに車を走らせた。
郷土の冬の風物詩とされるミズダコの吊し売りは、露店というよりは道端でしかも超不定期販売のことを示す。日本海が時化る厳冬期が漁のハイシーズンということもあり、凪いだ日、捕れた日限定で、おまけに市場にも出ない地物だから希少価値も増す。それでも茹でたてで吊されたまだ湯気が残るタコは、旨そうに香って道行く人を呼び止めていた。地の物を旬で頂くということはやはりこの上ない贅沢なのである。
豪快で楽しい買い物に我を忘れるも、現実を思うと落胆するばかり。私はこれを釣らなければならないのか—— SO、買ってる場合ぢゃないのだ。
良い買い物と言えば、DVDを購入しました。1982年劇場公開アニメ「浮浪雲」が何と一昨年にDVD化されていたなんて・・・ 雲の旦那役は山城新伍。何気に、良いです(笑)
HM STING 02 4th, 2012
「運転見合わせ」から「運休」に変わり、いよいよこれで帰路への選択肢は一つだけ。秋田新幹線での盛岡経由は快適だがやはり難儀の大移動。それでもどうしても帰らなければならないから困った。大寒波の悪い時に、とても悪い場所に出張していました。秋田なうっ(×)
行きの特急列車では強風の影響により、長時間車内に閉じ込められた挙げ句がバス代行。この特急が一度飛翔しているので、鉄道会社も相当ナイーブなのだろう。そこが何処なのかまったく分からない崖の上で緊急停車したのだが、風よりもまずその景観が恐ろしかったッス(×)
予定より五時間遅れで市内に到着するも、市内の交通網もマヒ状態。あと一駅で目的地にたどり着けるのだが、今日はその一駅が遙かに遠い。飛び乗ったタクシーだったが、悪路に飛び跳ね低速運転。しかし、無情にも料金メーターは飛び上がって行く。多大な時間と経費を使いようやく訪れた先だったが、気力など既にあろうものか—— どんなに移動の疲れでくたくたになっていても、仕事はぱりぱりの状態でしっかり残っていました(×)
結局、おばこ美人さんとの運命的な出会いもなく、秋田の夜は明けて行きました。翌日の新幹線大移動の件も手伝ってか、珍しい感情が芽生えました。しばらく出張は結構です—— 非常に疲れました。
しかし「はやて」にドッキングした後の「こまち」の速さと言ったら、目が回りそうなほどでした(笑)
HM STING 01 18th, 2012
カーステレオに挿入されていたCDが思わずどん引きするような現行J-POPというのは、まさしく「友達をやめたくなる」瞬間——
名は体を表すと同じで、聴く音楽は如実に感性を表す。だから、どうせダサい音楽を聴くなら、とことんダサいのを選べないものかと叱咤して、私が取り出した一枚は【BROS】。なるほど、これはダサい(笑)
UKダンス・ミュージックの部類だが、名曲♪Too muchはいわゆる「かかっている」曲で、抜群のビートに効いたギターのエッジは今にしても相当カッコイイ。いや、ダサい。そして双子の兄弟が履きこなすストーン・ウォッシュのジーンズの色合いがなんともまた素晴らしい。いや、素晴らしくダサい。ルックスさえ何とかまともに生まれて来たのであれば、私は濃い色合いのジーンズなんて絶対履かないし、そんなカッコイイの履けるわけがないではないか!(笑)
インデックスのカードを別売りの「夜景」なんかに変えて、丁寧にアルファベットでレタリング。友達をやめる前に、お気に入りのサウンドをダビングしたカセットテープを贈りたいと考えていますが、それでは先に私が友達をやめさせられてしまいますね——
(笑)
HM STING 01 12th, 2012
お正月用に購入した、映画クロコダイルダンディー。今にして思えば、よくこの作品がDVD盤(しかもコレクションBOXで)になったものだと妙なところに感心していました。リムジンに付いていたブーメランアンテナの下りは面白かったのですが、あまりにつまらないので本を買いました(笑)
ねじめ正一の「我、食に本気なり」。随分前に月刊誌で連載していたものが一冊になっていたとはつゆ知らず。前の前のブログの頃だったか話題にしたような気もしますが、食べ物の話でこれだけ面白い本をやっぱり私は知りません。
また、南伸坊の挿絵がとても良い。だからついでというわけではありませんが、画集である「のんき図画」も一緒に買いました。表紙の絵画のタイトルは「釣れますか?」。モーとってもラヴですね、このタコっ(笑)
ラーメンの項で著者はさりげなさが大事と弁をふるい、たかがのラーメンに本気で向き合います。
“ラーメンというのは、じつは本質が非常に大事な食べ物なのだ。旨い、マズイより、そのラーメンは本質をついているか本質から外れているかが問われる食べ物なのだ”
昨今の流行で様変わりしたラーメンという食べ物。いつしか庶民的を乗り越えて、こだわり尽くされ、贅沢にもなりました。新しい食べ物に変わりました。著者の言葉に私は何度も頷きました。常日頃、私も思います。勝手なジャンル作ってんじゃねぇ!と——
ラーメンの本質、いや「たかがのラーメン」の本質を問えばこそ、またさりげなく普通に旨いラーメンが食べたくなるのでありました。いやぁー腹が減ってきた(笑)