たわけの更新。

HM STING 08 31st, 2010

new car scent 相変わらずの低更新頻度に拍車が掛かり、厳し過ぎる夏日を残した八月も最終週を向かえ、いよいよ放置のまま二ヶ月近くが経ちました。未だ夏期休暇を取得していないという日々の仕事を言い訳に?いやはや、それよりも何よりも集中して向き合えない事情が御座いまして――
 
 渋滞路のイライラは絶頂に達し、ハンドルを思い切りよく掌で叩いた。念願の新車化を果たした愛車が悲鳴を上げるのが先か、それとも苛立ちが吸引を求めるのが先か。禁煙の最大の敵は“渋滞”であると説いた先人の苦渋が身に染みて良く理解出来た。これと同じ感覚にあったのが思いの外、ブログ投稿という動作。思いの丈を短い文章でまとめることの出来ない悪い頭は、その葛藤を苛立ちに変えて悪い習慣を激しく欲する。嗚呼、ブログの投稿がこんなにも辛いだなんて―― (笑)
 
 そもそも禁煙を決断した特別なきっかけはなく、ただ急に喫煙という不快な癖に虚しさを覚え、初めての禁煙に挑戦。勿論、補助剤や通院治療などの何とも男らしくない手助けは無用とし、意志だけでこの軽い依存症を克服してやろうと。結果的に一切の煙草より絶縁は成功したが、反面で格段に増量したのが飲酒量。自宅で、しかも一人で呑んでいるにも関わらずの宿酔いは、まさに“たわけ”そのもの。禁煙したらアル中になった―― さすればそれは、言い訳にも成らぬ大惨事である。
 
 まぁ、新車化しても画像図のような藪原にガンガンと車を進める、たわけですからね(笑)変わらぬ毎日はより一層のたわけに拍車が掛かる日々でした。さぁ、9月こそ毎日更新!?

インチキなる観光サイズ。

HM STING 07 8th, 2010

vw caddy 暇を見つけてeBayでambassadeurリールを探すも、オールド品の出品数はやはり日本国内の方が桁違いに多い。しかし車体となると―― 思わず入札しそうになってしまったVolkswagenのRabbit Caddy(笑)
 
 ポルシェカレラを始め、欧州車がズラリと店の駐車場に並んでいる。有名観光地の人気温泉宿が昼飯の商いもしているということで以前から気になっていたのだが、当然のような繁盛を見せていた。折角ここまで来たのだから(仕事ですが)、やはりこの昼飯を食わなければならない。そうでなければ一体何をしに来たのかが分からない!(仕事ですが)喚く私を完全に無視し、昼飯予算500円で同伴した先輩はその選択を却下した。
 またラーメンかよ―― ぶー垂れる私を少しは可哀想に思ったのだろうか。ではせめて雰囲気だけは観光サイズでと、うどんを中心とした郷土料理店の暖簾を潜った。
 
 店内には囲炉裏端があり、古ぼけた天井の梁が味わい深く雰囲気を醸している。高級車が並ぶ人気の店よりも、実あるこの雰囲気はむしろ正解だったのではと希望を抱かせた。野菜を中心としたヘルシーな郷土料理は胃に優しく、財布にも優しいのではなかろうか。しかし広げられた品書きを見て、観光サイズの価格に私は絶句した。先輩は既に破産していた。
 
 運ばれて来た、それでも一番安い料理は田舎煮物。遠い昔、祖母の家で食べたことがあるような、ないような、所謂アレである。子供心に美味くねぇと記憶された、田舎味の煮物。相変わらず美味くねぇと二人で顔を見合わせてまた絶句する。
 
 「肉みたいに見える物は肉ではありません。麩を使っております!」
 何故か得意げに煮物のトリック解説を始めた店主は、肉のように思わせたその麩を両手で掲げ笑顔を振りまいていた。
 
 
 肉を使え、肉を!
 
 観光サイズの田舎煮物(しかも肉ではなく麩入り)を高額で食わされた私は更に思う。一体何をしに来たのだろうかと―― 実があるのはやはり、欧州車なのかもしれません(笑)

根本にあるものとF.V.K。

HM STING 07 8th, 2010

revolution 2 齢三十を数える頃になると、面と向かって“怒られる”ことはごく少なくなる。その反動なのか何なのか分からないが、“好んで怒られに行く”そんな会合が【ヒロシ会】。ハードコアバンド時代の先輩方が主催するその不定期会合に旧友であるモロハシ君と共に、勇んで怒られに行って来た。何年経とうがこれは不変に恐ろしい会合であるのだが、何だか妙に心地良い。人間は時たまに不条理であろうが何であろうが、ただ怒られることを望んでいるものなのかもしれない。そんなことはないか――(笑)
 
 当時を懐かしみつつ、渡された一枚のLPレコード。旧友よりデータ化を頼まれて預かって来たのだが、これがまた何とも心震える一枚。MCR CompanyよりリリースされたV/A【革命 2】。盤面に刻まれた衝動のサウンドは、ハードコアのハの字も理解していない中学生にも強烈な印象を埋め込んだ一枚であった。
 
 テーブルで針を落とすと、まるで当時と変わらない燃えたぎるような熱いものが胸を込み上げて来るのが良く分かった。F.V.KことFearless Vampire Killers。嗚呼、恐ろしく格好良い―― これだ。かつて私たちを熱く衝動させたのはこれだった。年甲斐も無く、思わず突き上げた拳がIdoraまで来るともう昇天。Idora、最高(涙)あまりにも感情的になり過ぎて、思わずレコード棚より取り出したのはV/A【Louder Than God】のソノシート。Mink Oilで溺死。聴き終り、もはや感無量になる。Japaneseハードコアに転換期をもたらした90年代前期に台頭した当時の新世代バンドは、正しく革命的だったのだと改めて振り返る。
 
 相も変わらず頭の上がらない先輩方に怒られつつも、皆一様に晴れやかに当時を振り返る。とうに人生の転換期を超えた面々ではあるが、遺した想いや感情は変わらない。大それた革命ではなかったにしろ、それでも何かを起こそうと奮起した人間の根本は何時までも変わらないのではないかと、怒られながら感慨深く感じております。
 
 (笑)

喧騒を離れて、謎の川。

HM STING 07 1st, 2010

deep river ナンバー〇〇 紺色の富士重工。短髪の大柄、ノースリーブで使用ロッドは――
 緊急の情報網を使い照会するも、その男の素性は明らかにはならなかった。ただ、弟子・よし枝豆(旧よし枝)だけはその問い合わせに過剰反応をした。
 「イレズミ、入ってますか・・・」 特に別にと私は回答したが、電話越しに弟子のただならぬ緊張が伝わって来た。
 フィールド非公開が暗黙の条件となっているこの釣が故に、情報戦線の真っ只中を行かざるを得ないことは、残念で不本意ながらも“当然”として認知するしかない。探し当てたフィールドで人影を感じたものならば、隠れ隠れられるの若干間抜けな攻防でも正攻法とする現状があるのは否めない。自己中心的で何とも余裕の無い挙動にも思われるが、現実問題の“釣人として”余儀なくされていること。それだけ魚が減っており、その逆に釣人が増加しているという現実が生んだ実情。
 
 遠目で私が男の存在を確認したと同時に、男が釣竿を投げ捨てたのが見えた。次の動作は互いに同じ、腰を屈め藪の中に身を潜めたが、人影はもう一つあった。長い髪を覗かせたのは女性であった。これは新手のアダルトビデオ撮影――? 人が近付くことが稀である閑散としたフィールドで、在らぬはずの女性の姿に私は少しだけ隠した身を乗り出した。若干、ドキドキしながらではあったが―― それを見て、また男は多い茂る藪を掻き分けて逃げ出す。取り残されたシルエットの女性は不安になったのだろう。藪の中で立ち竦み携帯電話を握り、しきりに辺りを見渡し姿を消した男を追っていた。
 
 「イレズミ、入ってますかっ」 だからそれはないと言っているにも関わらず、弟子の緊張は何故か高潮している。ここは敢えて「鯉釣り風」に扮し、男と女の挙動を探ろうとした私の策は見事に的中した。やっぱりアダルトビデオだったりして―― 若干、鼻息を荒くして練り餌を握る一連の動作をパントマイムでやり抜いた。すっかり騙された男が藪より這い出てくる音が風に乗り伝わって来た。いよいよ脱ぐのかと思わせた女性はカメラを構え、男は茂みに隠していた大きな頭の魚を持ち上げた。
 
 騙し騙されは人対魚を超え、水から這い上がった地上で人間同士、くだらなく繰り広げられている。変態アダルトビデオの撮影だった方が、どれほど面白かったか――(×) 心行くまで釣りを、対魚を、対自然を愉しみたいのであれば、更に歩を進めなければならないのか。見出せない答えを模索しながら、今日も私は藪を進んでいた。
 
 「イレズミ、入ってますかっ!」
 
 弟子はイレズミを入れたいのかナァと、ぼんやり考えながら―― (笑)
 
 
traveler 画像は水溜りに思わせて、踏み込んだ者を奈落の底へと引きずり込む水溜り、いや深い川の図。修学旅行生でごった返した京都のごとく、様々な魚たちが常に群れている。私が執拗に狙っている魚も例外ではなく、恐ろしい数の個体で群れている。今年は特にその数が尋常ではなく、強ち間違いでもなく本当に修学旅行なのではと思わせる程に。
 しかし、葦原に囲まれた岸際、そして釣人を水面に寄せ付けない様にと敷き詰められた枯れ葦は、鉄壁の防護となり釣人を拒む。およそ釣りにならないこの謎の川で、悪戦苦闘。攻略するのに実は、一月も掛かっちゃいました(×)

世に出るは美人論が先か。

HM STING 06 28th, 2010

bathroom of tile 悲しい気持ちになって来たのは、少し真面目に仕事をし過ぎたからである。懸命にやれど、生活のためと割り切れど、つまらないものはやはりつまらない。抱いた理想や希望を“現実”という不確かな名目にかまけ、家や宿に戻ってから疲労困憊気味にテレビを観て過ごすは、もはや死に値している。何もしないことが真剣に自己と向き合っていない確たる証であり、踏み出せない無気力こそが自己に与えし最大の無力。無力に無気力で生きると書けば、それが相当にずさんで悲惨なのだと改めて痛感する。何のために私は此処にいるのだろうか――
 目の前にある事実にただ意気消沈のままで各駅列車を待つ。また無気力になりかけ自らの無力さに涙が滲んで来た時、目を眩ますほどの特級美人がホームに走り込んで来た。意識すれば、蕎麦を啜った食堂のあの娘も、忙しくも笑顔を振りまいていた温泉旅館のあの娘も、相当な美人であったことを私は思い出していた。SO、ここは“山形”である。
 
 短い日照時間が功を奏し、色白の美人を生むと科学的に立証されたという秋田美人。しかし本当に日照の問題だとすれば、続く山形もそして新潟も同じく、科学は美人だと立証出来るのだろうか。科学に於いても不確かなことは否めない。日が差さないから色白というは極論である。それではまるで馬鹿ではあるまいか。おばこって何だ―― イイ女を研究し続けて来た私はこの科学的根拠に待ったをかける、大きな成果をこの山形遠征の業務でついに見出した。美人は循環する。確かなルーツがあり、美人を循環させている遺伝子があったのだ。それは山形県に多いとされる苗字、“荘司”という名である。
 この名に導かれし女性たちの端正さ、そして色白さは勿論、日照時間によるものではない。私の知る女性にもこの名を持つ者がいるが、あまりに綺麗なものでかつての私は住宅地図で実家を探したこともあった(×)これは荘司の遺伝子による、美人を育む優性なルーツ。出会う荘司の名刺、すれ違う荘司の名札で、私の美人論はここ山形で完成を見た。
 
 何のために私は此処にいるのだろうか。そうだ、私は美人を探しに来たのだ―― 美人に与えられし源に奮起し、私は起つ。今、山形が熱い。だから若者よ、無気力になるな。無難な女で手を打とうと諦めるな。微妙なCカップには即刻サヨナラを告げよ!会社の別フロアには山形をルーツに持つ、荘司さんが存在するかもしれない。隣の学校にはまだ見ぬワールドカップ級のGカップが埋もれているかもしれない!若者よ、今一度希望を抱き目を見開け!逃げずに感じろ!
 
bad omiyage 少し真面目に仕事をし過ぎて行き倒れそうになったホーム。そこに現れた美人に私は今一度感謝したい。奮起した私の“荘司さん美人論”が世に出るのが先か、退職届けが先か、それは定かではないが――
 
 (笑)
 
 画像は思い出とお土産の図。最近のお気に入りは、ごく銭湯的な“タイル風呂”。カビの侵食が激しいそのタイルだが、流れる水は腐らないのごとし。リアルな源泉の掛け流しでは、カビも発生する暇がないのではないかという自論(笑)まぁ、綺麗に磨かれたタイルというのは一入に気持ちが良い。
 
 土産にした“どぶろく”。しかし、思わず生産者に電話で抗議したくなるほどに罰。むしろ罪。未完成も未完成の理由は発酵途中の大量ガス… 丁寧にガスを抜くこと2時間も掛かった挙句、もろみがバリバリで甘酒以下の風味(×)美人が多い山形だが、とにかく酒が美味くないのが難点。嗚呼、ジーザス。

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